コーヒーが生産される「コーヒーベルト」

今では世界中あちこちで愛飲されているコーヒーですが、どこでも生産できるという訳ではないようです。コーヒーを成育させるためにはその土地が様々な条件を満たしている必要があります。温度は高過ぎても、低すぎてもコーヒーの成育には向かず、年平均20度程度が良いとされています。避暑地として有名な軽井沢の夏の気温が20度から25度程度だそうです。低すぎて霜に当たってしまうと葉が枯れてしまう恐れがあるようです。
そして日当たりもまた、良過ぎても悪くても向かないそうです。日当たりが悪過ぎると成育が遅れますが、日当たりが強過ぎても元気がなくなってしまうため、コーヒー農園によっては、コーヒーを栽培する隣に背の高い木を植えて日差しを和らげているところもあるそうです。雨については、成長期には雨が多く、収穫期に乾燥していることが必要になります。つまり、雨季と乾季がある環境がコーヒーの生産に向いていると言えるようです。
土壌は肥沃で水はけのよい方が向いているとされています。これらの条件を満たす場所として挙げられるのが赤道を中心として北緯25度、南緯25度の間に帯状に広がった「コーヒーベルト」と呼ばれる地域で、コーヒーゾーンと呼ばれることもあるそうです。ただ、コーヒーベルト内の全ての地域でコーヒーが生産されている訳ではなく、この中の山や高地が生産に向いており、ほとんどのコーヒーがこのコーヒーベルト内で作られているそうです。