サードウェーブコーヒーを訪れる客層

サードウェーブコーヒーの多くは、ハンドドリップで1杯ずつ丁寧に淹れられるため、コーヒーを注文してから提供されるまでに5分程かかるそうです。そのため、急いでいる人には利用しにくいと言えるかもしれません。セカンドウェーブの担い手となったスターバックスコーヒーなどのチェーン店では、機器で素早く淹れられたコーヒーを片手に読書をしたり、ネットを楽しむ「おひとりさま」が急激に増えたと言われています。
価格も少し高めに設定されていることの多いサードウェーブコーヒーの場合、その店を選ぶポイントはやはり「味」と想像され、この時の味とは、有機農法で作られたシングルオリジンの豆が使われている、中間業者を介さないダイレクトトレードで仕入れられているなどバックグラウンドも含めた味ではないでしょうか。
そういった情報を敏感にキャッチする客層と言えば、ネットを多用するビジネスマンや、SNSなどに日常を投稿することを趣味としている人たちが当てはまりそうです。
またファーストウェーブ・セカンドウェーブコーヒーよりも嗜好性が高いサードウェーブコーヒーですから、以前からコーヒーが好きで、こだわりがある人にとっても、サードウェーブコーヒーは興味をそそられる存在となりそうです。逆に「コーヒーは苦い」と苦手意識を持っていた方にも、浅煎りでフルーティなどと評されるサードウェーブコーヒーは、コーヒーを好きになるきっかけとなるかもしれません。