サードウェーブコーヒーの課題

コーヒーにも流行があり、セカンドウェーブでは「スタバで好みのフレーバーコーヒーをテイクアウトして颯爽と」「こだわりの濃い味」などが人気を得ました。最近話題になっているサードウェーブでは、コーヒーの美味しさを豆や焙煎からこだわるだけでなく、その豆を生産者とダイレクトトレードすることにより、中間業者に支払うコストを抑え、生産者の収入も増えてより良い商品を作ることができる、というサイクルも注目されるようになった理由のようです。
コーヒーの味を楽しむのはもちろん、そのコーヒーが生産された農園や焙煎の仕方、抽出のこだわりなどバックグラウンドを楽しむのがサードウェーブコーヒーの特徴です。ただ、サードウェーブの流行には疑問の声が出ているのも確かです。豆に合わせた焙煎、一杯ずつ丁寧なドリップ…そもそも、これらは新しいものではなく、日本に昔からある喫茶店の特徴でもあります。マスターやママがゆっくりとこだわりのコーヒーを出す喫茶店は昔からあるのに、名前を変えたサードウェーブコーヒーという流行に振り回されて入りうという見方もあります。
実際、サードウェーブコーヒーの牽引役と言えるブルーボトルコーヒーの創始者は日本の喫茶店にヒントを得たとも話しているようです。また、こだわりが詰まったコーヒーということで、サードウェーブコーヒーは価格設定が高めの店も少なくないようです。「雰囲気代」を含む価格設定は、流行が移り変わった時に受け入れられるのかがこれからの課題だと言えそうです。